アメリカではギフテッドの子ども達の才能をさらに広げるためのサマーキャンプが各大学で開催されています。
日本では自然の中での体験型サマーキャンプをイメージすることが多いかと思いますが、アメリカではもっと幅広い分野で様々なカリキュラムのサマーキャンプが開催されています。
今回はアメリカのサマーキャンプにはどういったものがあるのかお伝えしていきます。
幅広い分野で開催!アメリカのサマーキャンプ
アメリカでは長い夏休みを利用して様々なサマーキャンプが開催されています。
基本的には、小学生から中学生が対象となっており、
・アート系
・スポーツ系
・アカデミック系
などの分野に分かれており、期間も4日~2週間程度とものによりさまざまです。
キャンプと言っても宿泊せずに自宅から通うものもあります。
例えば、1日2~4時間、3、4日間毎日通うといったスタイルのものです。
これにはアートキャンプやスポーツキャンプなどがあります。
また一方で宿泊型のサマーキャンプもあります。宿泊期間中は親元を離れて生活します。
主催も地域の団体が主催するものもあれば大学主催のものもあります。
世界中からギフテッドの子ども達が集まる!ギフテッドサマーキャンプ
ギフテッドの子ども達向けには大学でサマーキャンプを毎年開催しています。
ハーバード大学やジョンズホプキンス大学のサマーキャンプが有名です。
ギフテッドの子ども達向けのサマーキャンプでは2週間ほど大学の寮に宿泊しながら大学の授業を受けたり、特別なカリキュラムを受けます。
夏休みを利用して、世界中からギフテッドの子ども達が集まってきます。
アメリカだけでなく、他国からの参加もあるほど、とても人気なため参加するためにはテストが設けられています。
ジョンズホプキンス大学のギフテッド向けのプログラムでは参加を希望する生徒にSCAT(The School and College Ability Testと呼ばれる言語と数的テストを受けてもらい、スコア結果により参加が認められています。
ジョンホプキンス大学はメリーランド州にある私立大学で、最難関校と呼ばれておりいわゆる名門校です。ハーバード大学とともに医学校の一つでもあります。
サマーキャンプはギフテッドの子ども達が抱く、「どうして?なんで?」の好奇心を満たしてあげることができる場所でもあります。
またギフテッドの子の自己肯定感を高めてあげられる場でもあります。
新たな経験からの発見、出会いは子ども達を大きく成長させます。
子どもの成長や喜びは親としては何ものにも変えられないものです。
もちろん宿泊ということもあり、費用もそれなりにかかってきますが、できるなら良い教育を受けさせたいと思うのが親心です。
私達親子が住むサンフランシコ周辺の大学でもサマーキャンプが開催されています。
興味の持ったものを楽しく学べる環境を日本でも今後取り入れていき、ギフテッド教育を広まっていったらと思います。
それでは!