日本の才能ある若者を支援する『孫正義育英財団』。
2017年1期生は96名の財団生が選ばれ、2018年2期生は30名の募集を募りました。
財団生に選ばれると、施設でのワークエリアの利用や、スーパーコンピューターや3Dプリンター、ドローンなどのガジェットを使用して学習ができたり。
さらに希望者へ学費、留学のための渡航費、それに伴う生活費、研究費、会社設立のための支援が必要に応じて無償で給付されます。
”未来を創る人材の支援”
孫正義育英財団が掲げる財団の目的です。
今回は孫正義育英財団の募集スケジュールや財団生にはどんな若者が在籍しているのかご紹介します。
2期生の募集スケジュール
募集対象は25歳以下の若者。
分野は問わず、国際大会または全国大会規模のコンテストで優秀な成績をおさめた者、
学業や研究活動において、明らかに秀でた成績や成果を持つ者、
起業準備中または既に自身の経営する事業で業績を上げている者など、応募資格を満たしている者が対象となります。
2期生の採用人数は30名程度。
2期の募集はすでに終わってしまっていますが、来年の募集スケジュールの参考になりますのでご紹介します。
エントリーは2018年1月22日~2月28日。エントリーシートを提出。
WEBサイトの指定ページより、必要な応募情報を入力して、エントリー。
1次選考は3月。書類選考による審査。
2次選考は4月。面接とプレゼン審査。
最終選考は5月。プレゼン審査。
認定は6月以降。最終選考で選ばれた者が準財団生となります。
財団生にはどんな若者がいるの?
在籍している1期生96名はどんな才能に優れた若者がいるのでしょうか。
- U22プログラミングコンテスト2017年入賞を遂げた9歳の少年。
- サメと古代生物の研究を行う10歳の少年。
- セミの研究を9年取り組み、セミのフライトから小型飛行ロボットの研究に取り組む東京大学19歳の男性。
- 栄養を学ぶことができるカードゲーム機材を開発、自身で起業された20歳の女性。
- ハーバード大学で地球に優しい再生可能エネルギーの研究に励む21歳の男性。
- ハーバード大学で幸せとは何かを追求し、テクノロジーを使った最先端の計算論的精神医学について研究を進めている26歳の女性。
などなど。
様々な経歴を持った財団生が在籍し、活躍しています。
96名の財団生のうち3~4割が海外へ留学をし、学びや研究に励んでいます。
年齢も、専門分野も異なる、異才を持つ若者が集う、孫正義育英財団。
来年以降も募集は続くので、今年の応募に間に合わなかった方も、応募を考えている方も募集スケジュールを参考にしていただけたらと思います。
進学や留学、研究どれもとっても費用がかかるものです。
金銭的な理由で、優れた才能を持つ若者が学ぶことや追求したい研究を諦めてしまうことがないようにと、全面的に孫正義氏の私財で支援されています。
2期生ではどんな若者が選ばれるのでしょうか?
今後の発表にも注目ですね!
それでは!