2016年12月に創立した「孫正義育英財団」。
才能溢れる若者が全国から集結しています。
孫正義育英財団は、孫正義氏の私財により、優れた才能を持つ若者へ「場の提供」と「支援の給付」の主に2つの活動を行っています。
今回は場の提供として、孫正義育英財団が財団生へ提供している施設について紹介します 。
目次
財団生が自由に利用できる〜Infinity〜
財団生専用施設である「Infinity」は、2017年7月に渋谷駅近くの渋谷キャスト2Fにオープンしました。
渋谷キャストはクリエイティブ関係の企業が多く入居していることでも有名です。
施設名である、「Infinity」=無限大は財団生が命名しました。
”無限の可能性に挑戦する場所”という意味が込められています。
Infinityはイベント開催や、財団生の勉学や交流の場として提供されています。
施設のエリア紹介
Infinityの施設内にはどのようなエリアや設備が整っているのでしょうか?
ワークエリア
ソファー席やディスクが用意され、財団生がコミュニケーションや学習など自由に使えるエリアです。
無料wifiも整備させています。
ブックシェルフ
様々な分野の書籍や論文が取り揃えられており、自由に読むことができます。
生物学、化学、テクノロジーの他にビジネス書も置かれています。
ガジェットエリア
- スーパーコンピューター
- 3D プリンター
- ドローン
- VR・AR 機器
- Pepper
- タブレット
- 各種 OA 機器
などが設備されており、最新テクノロジーに触れ、利用できるようになっています。
研究熱心な財団生にとっても実際に触れられるガジェットの数々はInfinityの魅力の1つのようです。
ラボラトリエリア
集中したい時に使える個人ブースや数名でのミーティングが行えるミーティングブースが用意されています。
カフェテリア
ほっと息がつけるよう、ミネラルウォーター、コーヒー、お茶、ジュースなどの飲料を無料で飲むことができます。
またお菓子も置いてあり、アイスクリームも自由に食べていいそうです。
財団生は疲れた時に利用しているようです。
また、デリバリーなど食べ物もすべて無料で提供しています。
Infinityでのイベント紹介
Infinityでは1年を通して様々なイベントが催されています。
著名人の講演会、ガジェット講習会。
毎月、定例で開かれる、財団生の専門得意分野の発表・発掘の場である「深掘りセッション」。
財団生自らイベントを開催する「ネットワーキングイベント」もあります。
またハロウィンや書き初めなど、季節のイベントも開催しています。
財団生の交流のためのイベントも開催しており、財団生同士の交流の場を大切にしています。
これまでにない、異才を持つ若者同士の交流や意見交換をすることで、新たなアイディアが生まれ、各々の研究に新しい視点が生まれるきっかけにもなっているそうです。
いかがでしたか?
これだけの設備を備えた「Infinity」。
一度、覗いてみたくなる施設ですね。
財団生の3〜4割が海外にいるということもあり、財団ではInfinityと同じような施設をアメリカのボストンでも創る計画が進められています。
それでは!
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