世界で活躍する才能あふれる有名人・芸能人もADHD、アスペルガー、自閉症、LD(学習障害)などの発達障害の人が多くいます。
目次
世界で活躍する発達障害の有名人・芸能人
今回は発達障害の有名人・芸能人をご紹介します。
実はこの人も発達障害だったのか!と驚かれる人もいるかもしれません。
では、さっそく見ていきましょう。
スティーブ・ジョブズ
Appleの創業者スティーブ・ジョブズ。
彼はアスペルガーとADHDであったといわれています。
強いこだわりと、妥協を許さない完璧主義者でした。
絶対に諦めない精神力も持ち合わせており、だからこそIT業界の最先端を生涯に渡って走り続け、世界中にユーザーがいるApple製品の数々を創り出せたともいえます。
ビル・ゲイツ
ビル・ゲイツはマイクロソフトの創業者であり、2016年世界長者番付では3年連続1位と誰もが知る偉人です。
ビル・ゲイツは アスペルガーと自閉症(自閉症スペクトラム)であるといわれています。
ビツ・ゲイツは幼い頃からIQが高く、算数が得意なギフテッドでした。好奇心旺盛で愉快な子どもでした。
スティーヴン・スピルバーグ
「E.T.」「ジョーズ」「ジュラシック・パーク」などの超大作を生み出した映画監督のスティーヴン・スピルバーグはディスクレシア(読字障害)でした。
2010年にディスクレシアであったと診断され、自身でも幼い時から長年に渡り、文字を読むのがひどく苦手だったことが納得できたそうです。
トム・クルーズ
ハリウッド俳優である、トム・クルーズもディスクレシア(読字障害)です。
幼い頃から文字を読むことがとても苦手で、学生時代からずっと文字を読む練習をし、努力してきました。
台本が覚えられない時はテープに録って覚えるなど、独自の暗記方法でこれまでの俳優人生を歩んできました。 彼の素晴らしい作品は努力の賜物と言えます。
ウィル・スミス
とてもひょうきんで人気者の世界的俳優ウィル・スミス。
彼は大人になってからADHDであることがわかりました。
学生時代もADHDの傾向がありましたが、自身では発達障害であることに気づいていなかったため、多くの苦労がありました。
また台本を覚えるのが大変だったことを周囲に伝えていることもあり、学習障害もあるのではないかとも言われています。
オーランド・ブルーム
「パイレーツ・オブ・カリビアン」などの有名作品に出演し、一躍世界的な人気俳優となったオーランド・ブルームですが、彼もディスクレシア(読字障害)でした。
幼い頃、読むのが苦手だったオーランド・ブルームは聖書を読みながら読みの練習をしました。
現在は改善されたものの、俳優という道に進み多くの苦労を乗り越えてきたことは間違いありません。
ゼイン・マリク
ワン・ダイレクションの元メンバーで現在はソロで活躍しているゼイン・マリク。
彼も自身がADHDであることを公表しました。
ゼイン・マリクは、「幼い頃から落ち着きがなくとてもワイルドであった」と告白していますが、ワン・ダイレクションとして活動している頃も現在も集中することできなかったり、困る点はあるようです。
しかし、毎日人に影響を与えることができている自分を恥じることは決してないと自身に誇りを持っています。
スーザン・ボイル
イギリスのオーディション番組に出演したことで一躍有名になり、長年の夢を掴んだスーザン・ボイル。
彼女はアスペルガーであること告白しました。
子どもの頃はいじめにあい、周りに理解されることが少なかったそうです。
しかし、「アスペルガーであろうとも私の人生は変わらない」という彼女の言葉が多くの人の心を惹きつけました。
マイケル・フェルプス
水の怪物とも呼ばれ、オリンピックメダル獲得数史上1位の記録を持つ水泳選手、マイケル・フェルプス。
彼は7歳の時ADHDと診断されましたが、その後水泳と出会い、自分の限界を決めることなくひたすら上を目指し歴史に残る結果を残しました。
市川拓司
映画化もされた、ベストセラー小説『いま、会いにゆきます』の著者。市川拓司。
彼は、自身の書いた書籍でアスペルガーであることについて述べています。
40歳を過ぎて自身がアスペルガーであることを知り、そうだったのかと納得したそうです。
アスペルガーであったことは知らなかったものの、みんなと違うということは感じていたといいます。
その違いを武器にし、特性を活かした結果、海外でも話題となるほどの小説を生む小説家となりました。
栗原類
パリコレモデルやタレントとしても活躍している栗原類。
幼い頃アメリカに住んでおり、その頃ADD(注意欠如障害)であることがわかったといいます。
小学生の時にわかっていたこともあり、予定外のことが苦手なことや強いこだわりがあることを自身でも自覚していました。
苦手な部分と今も向き合い日頃から工夫をしながら生活し、芸能活動に取り組んでいます。
芸能界でも公表が広まる!
このように、発達障害でありながら活躍している有名人の方は多くいます。
近年、海外・日本ともに発達障害であることを公表する有名人が増えてきています。
マイノリティーを生きる発達障害の人々を勇気付けるとともに、社会にも発達障害の人々の存在を知らせる大きなきっかけとなっています。
発達障害は苦手な部分で苦労することも多いですが、才能を活かすことができれば、輝かしい個性となります。
これから日本でも発達障害について多くの方に知ってもらえることを願っています。
それでは!
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