14歳で核融合炉発明!科学の天才テイラー・ウィルソン

科学の天才テイラー・ウィルソン

14歳で核融合炉発明した、アメリカの天才少年テイラー・ウィルソンくん。

アメリカで衝撃を走らせたテイラー・ウィルソンくんとはどのような人物なのでしょうか。また彼が成し遂げた偉業とはどういったものだったのでしょうか。

今回は世界的に有名となったギフテッドテイラー・ウィルソンくんについて紹介します。

プロフィール:テイラー・ウィルソン

テイラー・ウィルソンのプロフィール
http://www.parismatch.com/Actu/Sciences/Taylor-Wilson-21-ans-futur-prix-Nobel-836493

テイラー・ウィルソンくんは1994年5月7日生まれ(現在23歳)のアメリカ出身の核科学者です。

テイラーくんは、アーカンソー州出身で、コカコーラボトリング工場のオーナーの父と、ヨガインストラクター母の間に生まれました。

原子力科学に興味を持つ前は、10歳でロケットや宇宙科学に興味を持っていました。

科学一家というわけではなかったものの、両親の支援もあり、名門デビッドソンアカデミーに進学します。

デビッドソンアカデミーといえば、アメリカのIQ145以上の子どもたちが集まるハイレベルギフテッド校として知られ、天才たちを数多く輩出しています。

14歳で核融合炉を作ることに成功!

テイラー・ウィルソン14歳で核融合炉を作ることに成功
https://www.greenoptimistic.com/cheap-and-safe-fission-reactor-designed-by-a-teenager-20130518/
テイラーくんはわずか、14歳で自宅のガレージで核融合炉を設計し、発明することに成功します。
自宅のガレージで発明したというのがなんともアメリカらしいといえますね。

核融合炉の発明は12歳、13歳の頃から始め、最初は”ビンの中の星を作る夢”から始まったといいます。

その夢は大きなエネルギーを生み出すことに成功したのです。

2011年17歳で念願のインテル国際学生科学フェアで、インテル青年科学賞を受賞しました。

インテル国際学生科学フェアは毎年5月にアメリカで開催されている、高校生ための科学研究コンテストです。
「科学のオリンピック」とも呼ばれています。

世界70か国から1500人以上の学生が参加し、賞を目指して発表します。

賞では上位1名に$75,000、次位2名に$50,000が贈られます。

テイラーくんは「核テロ対策のための能動かつ受動的な高感度放射線検出器の開発」について発表し、上位3名に入賞しました。

テイラー・ウィルソンくんとオバマ大統領
http://mentalfloss.com/article/29931/taylor-wilson-white-house

そして17歳にして、オバマ大統領に直接、研究内容や国土の安全保障問題について話す機会を与えられました。

19歳で小型モジュール式原子炉を発明!


2013年にさらに研究は進み、19歳で50~100メガワットの大きな電力を生み出せる小型モジュール式原子炉を考案しました。

小型モジュール式原子炉の特徴は、工場で大量生産が可能であること。これによって、世界中へ運ぶことができます。

また廃棄するしか無い古い核兵器を燃料として再利用することができることがこれまで開発されていたものとの大きな違いになります。

従来にない安全設計も考慮された作りになっています。

テイラーくん次のような言葉を残しました。

「科学はオタクのもの」「科学はクールじゃない」なんて思って科学を敬遠する人がいる。でも科学はクールだ。科学を愛する友達や僕は、科学をやらない奴らよりずっとクールだと思う。
科学はクールだし、世界を変えたければ科学の世界に来るべきだ。

だって世界を変えることができるのは科学なんだから。

テイラーくんは核科学者として、平和のための反テロリズムの分野に貢献したいと話しています。

テイラーくんのような天才たちがこれからも世界中で誕生することが楽しみです。

テイラー・ウィルソンくんが通っていたデビッドソンアカデミーについての詳しい記事はこちら。
IQ145以上世界トップクラスのギフテッド校!ネバタ州デビッドソンアカデミー

科学の天才テイラー・ウィルソン

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